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低体温は百害あって一利なし(その2)

前回触れたように、全身隈なく酸素たっぷりな血液が流れているひとの体温は自然と36.4~37.2℃となりますが、ではなぜこの体温が下がってしまうのか考えてみましょう。

本来恒温動物である人間の体温は一定に保たれるはず?

近年は、自然な冷えよりも“不自然な冷え”によって体温が下がってしまう例をいくつか紹介したいと思います。

まずは不自然な気温差 暑い夏なのにスーパーなど屋内に入ると冷房がガンガンきいていて、屋外との気温差は20℃以上は当たり前。その反対に寒い冬は、屋内に入ると暖房がきいていてポカポカ、その気温差も20℃以上になることも。

人間が対応できる気温差は1日の気温差でも15℃まで(体力のない高齢者、子供では10℃が限界)。

瞬時に対応できる気温変化は、5℃までと言われています。

この気温差が、便利になりすぎた現代の最大のストレスです。この快適を追い求めた結果、かえって自然な気温差よりも過去に経験したことがないほどのストレスがかかり、体温調整能が低下してしまっている方がとても多く見受けられます

それに加え、旬の野菜という概念がほとんど欠落してしまうほど、冬でもトマト、ナス、きゅうり、レタスといった夏の冷やす野菜が簡単に手に入り、冷蔵庫で冷えた飲料や生ものや果物を、夕方以降に摂り過ぎるなど知らず知らず当たり前になっている食習慣が“不自然な冷え”にさらに拍車をかけています。

また、育ち盛りの子供も、屋外で遊ぶ機会が極端に減ったり、少子化で我慢すること機会が極端に減ったことで

交感神経の働きが落ち、相対的に副交感神経過剰状態(度を越えたリラックス状態)が続き、そのストレスフリーな生活環境が低体温を招き、アレルギー体質の子が量産されてしまっています。また子供に限らず運動不足による筋力低下も体を温める力が弱る大きな原因です。

さらには、食事制限の間違ったダイエット、朝食を食べない、過剰な糖分摂取、シャワーだけの入浴なども“不自然な冷え”の原因になっています。

かつての二大ストレス「冷え」と「空腹」から解放された現代人は、便利になり過ぎたために体から熱を作る力が奪われているといっても過言ではないでしょうか。

次回は、その“不自然な冷え”を改善して、体の芯からポカポカ体質を取り戻すために何が必要か考えてみたいと思います。

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